起業と創業の意味的な違いの追及

基本的には起業と創業は同じ

経営的な観点から考えた場合、起業と創業には新規に事業を始めるという意味が共通して存在し、基本的にそれ以外の意味合いを持つことはないので、起業=創業との認識で問題はありません。

国語的な意味合いでも、やはり起業と創業はほぼ同義に扱われる語であり、強いて言うなら、起業が現在進行形や未来形に使用され、創業が過去形に使用されるといった違いこそありますが、起業と創業について語ることを目的としているのでもない限りは、本質的には同義と捉えてしまって構わず、起業と創業は殆んど同義語として扱われることになります。

結局のところ、起業と創業の間には差異と捉えるほどの差異は、国語的な意味合い程度でしかないので、新規事業の立ち上げに当たり深く追求するほどのことではないのです。

起業と創業の相違点

既に前述したとおりに、起業と創業はほぼ同義であり、その差異は差異というほどのものでないことは、間違いのない事実ではありますが、使い分けを要する場面が完全にないかと言われると否定せざるを得ません。

これは、あくまで国語的な用法の問題にはなるのですが、正しい言葉遣いはビジネス上で信用を得るに当たっての必須事項の一つで、経営者のインテリジェンスの一端を如実に表すものであることに起因しており、事業の立ち上げそのものには関わりが無いものの、立ち上げ後の事業経営においては意識する必要があることであるためです。

具体例を提示しておくと、創業一〇年や起業を志すといった用法が正しく、起業一〇年や創業を志すといった用法は誤りとなります。


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