起業と創業の違いを岩松勇人が解説

創業について

創業は、新事業を開始することで、それを始めた人のことを創業者と言います。
事業形態を問わず、個人事業主として事業をスタートした時にあてはまります。
例えば、広告代理店大手の、東京都日本橋に教育雑誌の広告取次店、博報堂の創業は1895年です。
そして株式会社博報堂の創立は1924年で、無借金の経営で知られており、社名ネーミング由来は創業者である社長の、博く華客に奉仕報酬する、の経営理念からです。
設立は、会社法から株式を発行し定款を作成して、公証人の認証を受けます。
商業登記をして会社組織を立ち上げます。
歴史の古い創業の会社は、設立年までの期間が長くなっていますが、19世紀末に日本で初めて株式会社を定める「商法」が施行したことによります。

創業家

起業は、新事業を興すことで、ベンチャーやスタートアップ等ビジネスの立ち上げによく使われ、ニュアンスが違うかもしれません。
従来にない新種の事業を起こす意味などもあります。
そして、いずれ創業家(そうぎょうけ)となり、創業者一族が独占的に社長や会長を代々世襲し、会社の大株主やオーナーで絶大な権力を持っています。
会社の精神的な柱となって、経営に強い指導権を持ち続ける場合によく使われます。
会社経営権を失うと、大株主と経営者とで揉め、お家騒動となって新聞を賑わせていることが多い。
創業家と経営者の対立では通常は経営者が優位ですが、クックパッドは例外で、創業者が会社の株の半数近くを持っていて、資本主義社会では取締役を指名できる権利が、重要なことがわかります。


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